難聴・耳鳴りの9割はよくなる
202203.24
#お知らせ
なかなか衝撃的なタイトルの本です。
私も半信半疑で以前公立八女総合病院勤務中に、補聴器外来を行ってまいりました。
なんとか形にしようと考え2019年の聴覚医学会にて学会発表を行わせていただきました。
演題として補聴器を購入した方とされなかった方の違いをまとめた主旨でしたが結果として、こちらを疑って、『補聴器屋を斡旋しているだけではないか』『どうせ補聴器なんかでは治らない』『補聴器外来は受診料が高いからお金儲けでやっているのではないか』という決め付けている方が最初から治療を受けるモチベーションが保てず不適合となってしまいました。
補聴器調整には保険診療で、初診料が3割負担で、3900円、2割負担で2600円、1割負担で1300円と確かに高いです。補聴器屋さんではこの金額は必要ありません。また高いモチベーションに加えて、金銭的、時間的な余裕が必要です。
ぜひこの本を読まれてやってみたい方をお待ちしています。
完全予約制で聴力検査室が使えなくなるため昼休みにやっています。一人の調整に1時間以上の時間を要するため、初診の予約は1〜2ヶ月以上先になってしまいます。どうかご理解のほどお願いします。
『山の頂上の景色は頂上まで登った人しかわかりません』
写真はコロナ前の2018年、著者の新田先生と大津先生(@済生会宇都宮病院)
2019年の聴覚医学会(@大阪)